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2006年8月 8日 (火)

ジュニア育成と今後のアクティブ

/7のコメントでテニスをするお子さんを持つ親御さんからの切実な願いのこもったコメントをいただきました。親御さんとしては1つでも多く勝って欲しいと思うでしょうし、お子さんにも喜んで欲しいと願いますよね。

ただ小学生の間はまだ精神面で安定していない部分が多いですから(特に日本人の場合は精神年齢が低めの場合が多いです)、子供に勝ち負けなどのプレッシャーが悪影響を及ぼすようであれば試合参加も控えなければいけないと考えます。

当クラブのスクール生の子供たちにも、やはり同じことが言える子がいますね。もちろん試合参加は子供たちに促し誘っていきますが、最終的に判断するのは本人が大会に出場したいかどうかで私が強制することはありません。

もっと強く親御さんも含め誘った方がいいのかなぁと思ったりすることもありますが・・・。無理に言ってテニスを嫌いになってしまうのが一番怖いですから。

そういったなか私も今ある環境の中でどういった方向性を見出していくか改めて悩んでいる最中でもあります。とはいえ今を見つめなおすいい機会と当クラブ紹介を兼ねて、現状や思うことを書いてみようと思います。

私自身コーチとしては、子供たちに勝つことだけにこだわって欲しくないと考えます。勝ちにこだわって小さいスケールのテニスになって欲しくないからです。低年齢の子の試合の場合、ストロークのラリーでとにかくミスしないでつなげていれば勝てることは多々ありますから。その子の可能性を目先の一勝のために潰したくは無いですよね。

様々なショットを覚えることはもちろんのことですが、最近の子の基礎体力の低下は深刻なものがあります。まずは「投げる・走る・跳ぶ」という基本運動能力を向上させ、それと共に柔軟性・リズム感などを養うことによりテニスの技術にも柔軟に対応できるプレイヤーになって欲しいと思います。ただ、時にはラケットを使わない運動でレッスンの半分を占めてしまうこともあったりで全体的な流れのバランスや種目は改善の余地ありです。

また本当に勝てるようにと思うならジュニアをメインに力を入れているテニスクラブは数多くありますので、そういった環境で技術を磨いていくことが早道かもしれません。底辺からトップまでのシステムがしっかりしているでしょうからね。中には往復数時間かけて有名クラブに通う子もいるくらいです。

正直言って今の私にトップジュニアを育てる力はまだありませんし、環境も整っていないと思っています。そういったクラブから比べたら、そんなに偉そうにいえるジュニア指導法もレッスン内容もまだまだ構築しきれていないのが現状ではないでしょうか。子供たちから学ぶ点や気付かされることもとても多いですしね。

今現在「アクティブテニス幸手」はクレーコート(アウトドア)5面・ナイター照明なしという環境の中、クラブ会員&スクールをメインに運営しております。

体に優しいという点で魅力のあるクレーコートではありますが、スクール運営者にとってはクレーコートのナイター無しはなかなか厳しい現実があります。

子供たちにはもちろん技術的にテニスが上達して欲しいとは思いますし練習量ももっと増やして欲しいと思いますが、できればテニスだけに縛られずいろいろなもの(スポーツ・遊び・勉強など)に興味を持ってチャレンジし心豊な人に育ってほしいと願っています。

田畑に囲まれた自然いっぱいな環境とアットホームな雰囲気の中、子供たちとのコミュニケーションを大事にしテニスを通じてお互いに人間形成ができればと思っています。

それこそテニスのついでに昆虫やザリガニ取りに来てくれて大いに結構だと思っています。偉いテニスコーチというよりも、近所の頼りになってテニスしながら遊んでくれるお兄ちゃん(おじさん!?)的な存在もありなのではないかとも思うのですが・・・。

インドアテニスコートもとても魅力的で羨ましいと思ったりしますが、今ある環境、地域性などを含め、まずここでしかできない、私でしかできないようなものとは何なのか日々勉強中といったところであります。

まだまだこれから他のテニスクラブやコーチなどの良い点を盗みながら、「アクティブテニス幸手」らしさを作り上げていきたいと考えています。

アクティブテニス幸手

代表  杉山 裕通

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コメント

すぎやま>○○さん
お力になれず申し訳ありません。
こういったジュニアを指導することは、自分の子を育てることと同様に難しいものだと感じています。
どの子にも、自分で考え行動できる思いやりのある子に育って欲しいですね。
今後もより安心してテニスを楽しめる環境を作っていきたいと思います。

投稿: すぎやま | 2006年8月 9日 (水) 19時06分

事細かに貴クラブ方針判り易く説明ありがとうございました。
誤解を招いてしまったようですが、
私としては決して『トップジュニア』にしたい訳ではないのです。
ただ子供が本気でテニスというスポーツに
向き合っていける所(技術の向上)を
と思いブログに書かせて頂きました。
杉山代表のクラブ運営の葛藤と大変さが
良くわかりましたので
ジュニアにも力を入れている別のクラブを探すことにします。
丁寧なご返答ありがとうございました。

投稿: | 2006年8月 9日 (水) 00時08分

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