車とテニスに共通すること
ある自動車屋さんでのこと。
車のメンテナンスを依頼したとき、そこの社長さんとお話したのですが・・・
趣味でサーキットを走っている人の事を聞きました。
走り始めた初心者の頃は当然ながら遅いのですが、練習を重ねるうちにどんどんタイムが上がっていきます。
しかし、ある程度のところまでくると必ずぶつかる壁があります。
どんなに一生懸命練習してめいいっぱい走っても抜け出せない。
車のセッティングもバッチリ、タイヤもOK!「今日はいいタイム出すぞ~」と意気込むほど逆にタイムが落ちてしまうんだそうです。
「このあたりで『おっ!?テニスと共通する部分があるぞっ!』と思い始めました( ̄~ ̄)」
ですが!?
午前の気負った走りで今日はダメだとあきらめたところ、午後はとりあえず気楽に走ったら好タイムが出てしまったそうな。
「きっと力が抜けてスムーズな走りになったんでしょうね(^-^)」
早い人の走りは見ていて豪快さは無いものの、一筆書きのようなとても滑らかなものらしいです。
素人が気負って走ると加速とブレーキの豪快さはあるのですが、かえってそれが無駄な動きとなって遅くなってしまうらしいんです。
「なるほど!テニスと一緒だ。いいボールを打ってやろうとすればするほど力んでミスをする。でも、ウォーミングアップのラリーのときや、サーブ&ボレーをしたときサーブがフォールとして返ってきたリターンを何気な~く打ったファーストボレーのナイスショットみたいにプレッシャーが無く気楽に打ったボールは軽く打っているはずなのにすご~く切れのあるボールが飛んでいく。確かにプロ選手の力強さは魅力の1つですが、そのプレーのスムーズな流れとショットはとても簡単に打っているように見えます。そんなプレーを私も目指したい!」
それと・・・
『いいタイムを出すぞ!』と思って出せる人はプロドライバーになっていると・・・(^_^;?
「それはそうですよね。テニスだって今日は絶対に勝つ!と思って自分の最高のプレーができる精神力(プレッシャーをプラスにもっていける)をもつ選手はプロプレーヤーになっているはずです。」
それから・・・
壁にぶつかったとき共通して言えることは、基本に戻って反復練習!!
ん~やはり何事も基本に戻ることが大切なんですねっ!
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