« アクティブ・トーナメント情報(変更) | トップページ | 明日の月例会は »

2009年5月28日 (木)

試写会「いけちゃんとぼく」

シネプレックス幸手で、近隣の事業所を対象とした試写会が行なわれました
アクティブテニス幸手にも案内が届いたので早速申し込み
試写会は初めてで無料なのでラッキーな気分で家族揃って参加させていただきました
 
映画は「いけちゃんとぼく」6月20日公開予定です
公式サイトはhttp://ikeboku.jp/
シネプレックスではこの後も一般向けの試写会の募集をするようです
 
◆感想◆
主人公のよしおといけちゃんの交流を通じて、あらためて人生のパートナーや家族への愛情を感じる(大切にしたいと思う)作品でした
登場人物それぞれに個性とあたたかみがあって楽しめる映画です
(ただ、よしお達のケンカのシーンについては、やはり賛否両論出るところかもしれませんが・・・)
自分の子供たちにもよしおのように、たくましく育って欲しいと願います
それと、撮影場所に選ばれた高知県(原作者の故郷)の大自然(青い海と丸い山)、素朴な町の風景がとても合っていて素敵です
原作の絵本も覗いてみようと思います
人と自然にやさしくしたいと思わせる「いけちゃんとぼく」でした
 

☆ストーリー☆

いけちゃんは、9歳のヨシオにしか見えない不思議ないきもの。いつの頃からかそばにいて、海でおぼれかけたり、憧れの美人女子高生みさこと話してドキドキしたり、牛乳屋にいたずらをしたり……というヨシオの日常を見守っていた。
   
ヤスとたけしにいじめられたヨシオは、学校をサボっていけちゃんと一緒に山登りをする。「復讐の練習をしよう」と、アリの巣へ熱いお茶を入れたり、トンボの頭をちぎって万華鏡に入れたり、チョウチョの羽にノリを塗り、ノートに貼り付けたり。やがて、ふたりに殴られたことを思い出し悔し泣きするヨシオ。そんなヨシオにいけちゃんは言う。
「大人になって好きな人ができたら、このことを話すといいよ。好きな人がわらってくれるよ」。

家に帰ると、学校をサボったヨシオを怒るお父さんがいた。息子の危機を守る父として家を飛び出すが、ヤスとたけしの父親に恐れをなしてUターンをし、どこかに行ってしまう。次の日、子供の喧嘩に親が口出ししたことでヤスとたけしに呼び出されるが、そこに先生がやってくる。お父さんが事故で死んだことを告げにきたのだ。事態を理解できないヨシオに、いけちゃんはそっと寄り添う。
「世界中で人より早く大人にならないといけない子供っているんだよ。君もその中のひとりなんだよ」。
早く大人になろうと決心したヨシオは、その日から毎日ごはんを三杯食べ、牛乳屋の清じいに空手を教えてもらうようになる。お母さんは昼も夜も働きにでるようになっていた。

ひとりのお風呂や、寝る前の電気が消えた部屋を怖がるヨシオに、怖くないように一緒にいてあげるいけちゃん。「いつまでもいけちゃんはそばにいられないから。ともだちを見つけて、早く、ゆっくり大人になってね」。
それでいてヨシオが女の子と遊んでいるのを見つけると、真っ赤になって怒りだす。この時、ヨシオは初めて「いけちゃんは女なんだ」と気付くのだ。

ある日、今日はラッキーなことがあるよ、と言ういけちゃんの言葉で外にでたヨシオは、ヤスとたけしとの喧嘩の最中、初めて1発殴り返すことができた。ちょっぴり成長したヨシオを、優しく寂しげに見つめるいけちゃん。何故それを知っていたのか不思議がるヨシオに、いけちゃんは言う。
「いけちゃんね、ここで会う約束をした人がいるの。私が先にきちゃったから、まだずっと先になるまで待ってるの」。

ヨシオは一人きりで隣の、隣の、その隣町まで冒険に出た。お父さんが死ぬ直前に会っていた愛人がいるらしい。が、そこで評判の悪ガキたちにつけいられ、彼らはその後ヨシオの町の野原にまで襲撃しにくる。ヤスやたけしも交えてケンカになりそうなところで突然、「勝負は野球でやろう!」と提案するヨシオ。みんなの野原を守るために機転をきかせたヨシオは、たくましく、賢く、成長をとげていた。と同時に、ヨシオにいけちゃんが見えなくなることが多くなっていく。そしてとうとうヨシオの少年時代が終わろうとするとき、いけちゃんは決心する。
「もうこんな形で会えないかも知れないから、私がほんとは誰なのか、言いたい」と。
それはあまりにも切なく、思いもよらない告白だった・・・。

« アクティブ・トーナメント情報(変更) | トップページ | 明日の月例会は »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 試写会「いけちゃんとぼく」:

« アクティブ・トーナメント情報(変更) | トップページ | 明日の月例会は »